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八ヶ岳ライフ株式会社の朝倉宏典です。
不動産売却をお考えの皆様に向けてお送りするお役立ちコラム。 今回のテーマは「媒介契約の解説」です。ぜひご一読ください。
媒介契約とは何か？
不動産を売却する際、不動産会社と「媒介契約」を結びます。この契約により、不動産会社が売主様の物件を販売することになります。
媒介契約では、以下の情報が記載されます。
- 依頼者（売主）と依頼される不動産会社の情報
- 売却する不動産の詳細
- 売却価格
- 売却依頼期間
- 不動産会社の売却活動内容
- 不動産会社に支払う手数料の金額と支払い時期
この契約に基づいて、不動産会社は売却活動を行います。
媒介契約の種類
媒介契約には3つの種類があります。それぞれの特徴を以下にまとめました。
1. 一般媒介契約
- 複数の不動産会社に同時に売却依頼が可能
- 売主が自ら買主を見つけて取引ができる - レインズへの登録義務なし
- 営業活動の報告義務なし
2. 専任媒介契約
- 依頼できるのは1社のみ
- 売主が自ら買主を見つけて取引ができる - レインズへの登録義務あり（契約から7日以内） - 営業活動の報告義務あり（14日に1回以上）
3. 専属専任媒介契約
- 依頼できるのは1社のみ
- 売主が自ら買主を見つけることができない
- レインズへの登録義務あり（契約から5日以内）
- 営業活動の報告義務あり（7日に1回以上）
どの契約が最適か？
媒介契約の形態は売主様の事情や物件により異なります。一概にどれが良いとは言えませんが、信頼できる不動産会社に依頼することが最も重要です。信頼関係があれば、どの契約形態でも納得のいく取引が可能です。不動産会社を選ぶ際は、「信頼できるかどうか」を重視してください。