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2024/09/27
不動産売却で知っておきたい会社の比較方法
不動産売却を行うために不動産仲介会社を利用したい。しかし、会社の数が多すぎて、どこに相談したらいいのか分からないとお悩みではないでしょうか。そこで今回は、不動産仲介会社の比較ポイントをご説明いたします。不動産仲介会社の何を比較すべきなのか、不動産売却を本格始動する前に参考にしていただけると幸いです。
1. 大手・中小は比較すべき?会社によって何が違うの?
不動産仲介会社を比較するうえで、まずやるべきなのが「大手」「中小」のどちらを利用するのか決めることです。不動産管理数、実績など、さまざまな点で規模が異なる大手と中小。イメージとしては、大手を選んでおけば問題ないと思いますよね。
ですが実は、状況によって中小が不動産売却で有利になる場合もあります。参考として、以下にそれぞれのメリット・デメリットを整理しました。
◆大手のメリット・デメリット◆
<メリット>:広告展開が安定している、遠方にある不動産にも対応してくれる
< デメリット>:囲い込みのリスクがある、地域の情報や魅力に疎い
◆中小のメリット・デメリット◆
<メリット>:地域情報・魅力を詳しく理解している、囲い込みのリスクが少ない
< デメリット>:広告展開に限界がある、対応エリアが一部に限定される
それぞれ動き方や得意・不得意に違いがあります。自身の所有する不動産のエリアや売却の考え方をもとに、どちらの規模の会社を選ぶべきか比較してみてください。
これで会社の規模を決めることができました。あとは、決めた規模の会社の中から「ここなら任せられる!」と感じた会社を選ぶだけです。
2. 実際に足を運んで相談してみる
不動産仲介会社では、無料で売却の相談や査定、見積もりを提供しているので、まずは実際に足を運んで相談してみてはいかがでしょうか。基本的に、不動産仲介会社との費用が発生するのは「媒介契約」という契約を交わしてからです。
お金をかけずに比較する情報を集められるので、複数の会社に相談を持ちかけて、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- スタッフ対応
- 得意分野(地元情報や広告)
- 実績
ただ中には「会社ホームページだけ見ればいいのでは?」と考える人もいるでしょう。ここで覚えておきたいのが、会社HPには「良いこと」しか掲載されていないということ。会社の実態を詳しく知ることが不動産売却を満足に進めるポイントですので、ぜひ確認してみてください。
3. メール・電話問い合わせを行う
「直接足を運ぶ時間がない」「店舗までかなりの距離がある」そうお悩みなら、メールや電話で問い合わせてみるのがおすすめです。不動産仲介会社では、問い合わせによる相談・査定を利用できるため、短時間で複数の会社比較を行えます。例えば、査定時には物件の写真・住所といった情報を送ることによっておおまかな金額を把握可能です。
問い合わせの数が多いほど、良い会社と出会う機会が増えるので、ぜひ複数の会社に問い合わせを行ってみてください。ちなみに、不動産仲介会社の中には、一括査定に対応してくれる会社も。1社に一括査定をお願いするだけで、複数社の査定額を一緒に集めてもらえます。
4. 口コミ評価を参考にする
どんなに有名な会社、人気の会社であったとしても、スタッフ対応やサービス提供が悪い場合があります。こういった情報は、会社ホームページを見ても把握できません。そのため、口コミサイト・評価サイトといった「利用者の生の声」が掲載されているページをチェックしてみてください。
例えば、口コミ評価の点数をチェックすることにより、実際の評価を把握できます。また、口コミの内容をチェックしていけば、何がダメなのか、どういったトラブルがあるのか分かります。
それとは逆に、口コミ評価から、会社の良いポイントを探し出すことも可能です。実際の評価をチェックする。これが不動産仲介会社を比較する中でも、重要なポイントだと覚えておきましょう。
以上、不動産仲介会社の比較方法について詳しくご説明しました。基本的に、不動産売却は複数の会社と契約できます。しかし、仲介手数料が大幅にかかってしまうため、なるべく少ない契約数に抑えるべきでしょう。利用する会社を絞る、その際には、比較検討が重要です。満足のいく会社と契約するためにも参考にしていただけると幸いです。