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2024/10/07
不動産売却の見積査定で押さえておきたいポイント
1. 見積もり査定には「無料」「有料」がある
不動産売却の査定には「無料」と「有料」の2種類が存在します。無料査定は、不動産会社の担当者が提供するもので、過去のデータや事例を基に大まかな金額が算出されます。一方、有料査定は不動産鑑定士が行い、より詳細な資料と公的機関のデータを基に具体的な金額を提示します。個人で利用する場合、無料の査定でも十分です。
2. 査定額は不動産仲介会社によって異なる
不動産仲介会社によって、同じ物件でも査定額に差が出ることがあります。このため、一括査定サービスを利用して複数の見積もりを取得するのが賢明です。これにより、査定額の平均を取ることで、相場を把握しやすくなります。
3. 査定には2種類の方法がある
査定には「簡易査定(机上査定)」と「訪問査定」の2つの方法があります。簡易査定は手軽で短時間で結果が出ますが、物件の実際の状態を反映しません。訪問査定は物件を直接確認するため、より正確な金額が算出されますが、時間がかかるのが難点です。売却時期に応じて、どちらの方法を選ぶか決めましょう。
4. 売却価格は査定額で決まるわけではない
査定額はあくまで目安であり、最終的な売却価格は売主の希望と調整して決まります。そのため、査定額だけで不動産仲介会社を選ぶのではなく、売却実績やサポート対応の良さなど、他の要素も重視することが大切です。
不動産売却を成功させるためには、複数の不動産仲介会社に見積もり査定を依頼し、相場を把握することが重要です。提示された査定額はあくまで目安であり、その金額でしか売却できないというわけではありません。この記事のポイントを参考にしながら、適切な不動産仲介会社を選んでください。