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2024/10/18
不動産売却で受け取る「手付金」とは?
不動産売却の際、買主から支払われる「手付金」。その目的や相場、受け取りのタイミングについて、詳しく解説いたします。不動産売却の大事なポイントを押さえて、安心して取引を進めましょう。
(1)手付金とは?
手付金は、売買契約時に買主が支払う前金で、契約の証明や違約金としての役割があります。もし手付金がなければ、買主が急に契約をキャンセルした場合、売主が大きな損害を被る可能性があります。手付金は、売主と買主をつなぐ重要な「鎖」のようなものです。
(2)手付金の金額はいくら?
手付金の金額は、売主が設定します。個人での売却か、不動産仲介会社を通じた売却かによって相場が異なります。個人売却では一般的に売買価格の20%以内、不動産仲介会社を通じた場合は5~10%または100万円が一般的です。
(3)手付金が発生するタイミング
手付金は、買主候補との売買契約時に受け取ります。最近では、安全面を考慮して振込で受け取ることが増えています。
(4)手付金で注意すべきポイント
手付金に関する注意点として、売主都合での契約解除時には倍額の返還が必要です。また、手付金を低く設定しすぎると、解約リスクが高まりますので、慎重に設定しましょう。
不動産売却をスムーズに進めるため、手付金の役割をしっかりと理解し、適切な対応を心がけてください。