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2024/12/03
不動産売却で利用する媒介契約とは?
不動産を売却する際、不動産仲介会社との「媒介契約」が重要です。不動産売却をスムーズに進めるために、プロのサポートを受けたい方はぜひ参考にしてください。
①. 媒介契約とは?
媒介契約は、不動産を売りたい売主と、不動産仲介会社との間で交わされる契約です。仲介会社が売主の代わりに買主を探し、売却活動をサポートしてくれます。これにより、売却プロセスがスムーズに進行しやすくなります。
②. 3つの媒介契約の種類
媒介契約には3つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
♦一般媒介契約
自分でも積極的に買主を探したい方に最適です。複数の不動産会社に依頼できますが、報告義務がなく、契約期間も設定されません。
♦専任媒介契約
不動産仲介会社と協力しつつも、自分でも買主を探したい方向け。1社にのみ依頼し、2週間に1度の報告が義務付けられます。
♦専属専任媒介契約
すべてを仲介会社に任せたい方に最適です。自分で買主を探すことはできず、1週間に1度の報告が求められます。
③. 媒介契約前の準備と必要書類
媒介契約を結ぶ前に、不動産の「査定依頼」を行いましょう。査定を通じて、物件の市場価値を把握し、売却価格の目安がつかめます。以下の書類を準備しておくとスムーズです。
・ 物件の間取り図 ・ 土地測量図・境界確認書 ・ 登記済証または登記識別情報
④. 媒介契約と売買契約の違い
媒介契約は不動産仲介会社に売却活動を依頼する契約で、不動産売却の初期に結ばれます。一方、売買契約は売主と買主の間で交わされ、最終的な売却条件を確定する契約です。この2つの契約の違いを理解しておくことが大切です。
媒介契約は不動産売却を円滑に進めるための第一歩です。ぜひ、不動産売却を成功させるために、信頼できる仲介会社を選び、適切な契約を結んでください。